クィアアイ美容担当ジョナサン!自由爛漫なジョナサン・ヴァンネスはお嬢様育ち?

クィアアイ美容担当ジョナサン!自由爛漫なジョナサン・ヴァンネスはお嬢様育ち?

今回は、クィアアイの美容を担当している
ジョナサン・ヴァンネス(Jonathan Van Ness)がどういう人生を歩んできたのかに迫ります。

ちなみに、ジョナサンはJVNという相性で呼ばれているので本記事でJVNと出てきたら、
ジョナサン・ヴァンネスのことだとご認識ください。

Netflixのオリジナルシリーズの「クィアアイ」をご存じだろうか。

各領域におけるプロフェッショナルのゲイ5人(ファブ5)が、
様々な悩みを持つ人の心も身体も変えていくヒューマンドキュメンタリー。

2018年には3つのエミー賞を受賞し話題を集めている作品です。
現在シーズン3がNetflixで配信開始!ご覧あれ!

netflix

ジョナサンは、不思議と人を惹きつける力がある。

183cmの高身長でスタイルのいいカラダ。
ロン毛にヒゲ。
ヒゲの先はピーターパンのフック船長のようにカールしている。
服装はフェミニン。露出度高め。
ヒールを履くことが好き。
きゃぴきゃぴとした話し方。
フェミニンな仕草。
キュートな笑顔。

よくLGBTQは性のグラデーションという表現をするが、
ジョナサンを見ているとまさにすべての性を少しずつ混ぜたようなグラデーションを体現している。

男性?女性?ゲイ?

正直ジョナサンは定義できない。
ジョナサンをみていると定義などどうでも良くなる、、という方が正しい。

そんなジョナサンはクィアアイの中でもムードメーカー的な存在。
メンバーいわく、静まることなく無限にはなすのがジョナサンだと。

能天気で明るいジョナサンの担当は美容。

ぼさぼさになった髪を一瞬で似合わせカットにし、
その人が自信持てるようにスキン・ネイルケアを徹敵的に行う。

ジョナサンのユニークな個性はどうやって仕上がったのか?
今回はジョナサンの秘密について探りたいと思います。

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ジョナサン・ヴァンネスまとめ

生年月日: 1987年3月28日 (年齢 31歳)
生まれ: アメリカ合衆国 イリノイ州 クインシー
身長: 183 cm
母親: メアリー・ウィンターズ
あだな:JVN

恋愛事情、ジョナサンは現在シングル

クィアアイのメンバータン&ボビーは既婚者。
アントニも最近新しい彼氏が最近できたと話題ですが、
ジョナサンは今誰とも交際していないようです。

ただ少し前までは彼氏がいました。
その名も元ラグビー選手のウィルコ・フロネマン(Wilco Froneman)。

 

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Black and White makes Rugby look soooooo dramatic… I’m here for the drama (📸: Melchior DiGiacomo)

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ウィルコとは2018年7月にパーティーで知り合ったというJVN。
2人はすぐに意気投合し交際をスタート。

去年2018年にクィアアイがエミー賞を受賞した際も授賞式に参加しました。

https://www.eonline.com/news/969275/queer-eye-s-jonathan-van-ness-dating-wilco-froneman-5-things-to-know-about-him
www.out.com

そんな彼、JVNに影響受けたのかヒール大好きなようです。
instagramにはセクシーなヒールを履いたウィルコの写真がアップされている。

 

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Let’s talk about Insecurity and Vulnerability. ——————————————————————————- Two words intertwined to the extent that you can’t address one without the other. Masculinity, or rather the concept of masculinity that I’ve been exposed to, from adolescence to adulthood, has to a large extent always been void of of both. Society portrayed traditional masculinity as one dimensional, strength, power and often emotionless. It’s ingrained into our minds with words like “boys don’t cry” and “pink is for girls”, but in essence this just sets us up for failure, building up impenetrable emotional walls that ultimately just lead to increased anxiety, depression and emotional distress (amongst a multitude of others). In my younger years, masculinity was often viewed as being invincible, until I realized, way too late in life, that those walls we built, imprison us. —————————————————————————— I am still a man and I do love my masculinity, but I don’t ever want to be that traditional man society wanted me to be. I have a multitude of insecurities, I’ve become more vulnerable than I’ve ever been, but embracing them made me become more secure, stronger, powerful and way more balanced than I’ve ever been. —————————————————————————— It reminds me of the words in Matt Maeson’s song The Mask: “I’m still healing those wounds
And it holds me down
But made me a man that says, “Fuck all those rules
I will be who I choose” (📸: @alasandro_brix)

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破局の理由は定かではありませんが、
円満に別れたと2018年12月ツイッターでJVNが報告してます。

instagramからすでに削除されているようですが、
「彼女は私に愛そして忍耐強くいることを教えてくれ、彼女の心の痛みの向き合い方は…本当にすごい。私は愛され失った、だけれどもそれだけではない、だって、私がみつけたものは類を見ないものだったから。2018年はゴージ(ゴージャスの略)に仕上げるわよ!サンキューネクスト(アリアナ・グランデの曲に合わせて。。次にいこう!)」

“She taught me love, she taught me patience, how she handles pain, that s–ts amazing. I’ve loved and I’ve lost but that’s not what I see because look what I found ain’t no need for searching.’ Rounding out my 2018 with a very gorg THANK U NEXT. #selflove.”

ジョナサンは男?女?

ジョナサンといえば、クィアアイの中でもフェミニンな仕草やファッションがチャーミング。

性別は男性だけど、見た目は女性っぽい。
ジョナサンは「彼」と呼べばいいのか「彼女」と呼べばいいのか疑問に思いませんでしたか?

ジョナサンは自身のことを「彼女」と呼んでいます。

ジョナサンは生まれたときからセクシャルアイデンティの一部は女性。
※直近ジョナサンは男性でも女性でもないノンバイナリーだと公言しています。

幼稚園の時から人の髪の毛を触るのが大好きだったと本人は言っています。

周りの目が気になるから女性らしい面は隠しておこう。。そんなことで悩んでいる人はジョナサンに学ぶといいかもしれない。

とにかく女性らしさを隠しきれなかったと本人はいっています。
何をしても女っぽさが出てしまう。

自分を押し込めるより開放する選択肢をジョナサンは小さい頃に決断していたようです。

後ほどでてきますが、ジョナサンが自由気ままに生きているのは、彼女のご両親が比較的理解のある方だったことも大きいと思います。

ひどくいじめられた中高生時代

フェミニンであることを隠さずに過ごすことは、学校でいじめのターゲットにされやすい。

女性的な部分を隠しきれなかったジョナサンは、
ファッションもとにかく奇抜。
学校では紫色のスーツを着ていったらしく、目立つキャラだったのは間違いない。

ジョナサンが道端を通るたびに“Faggot!”(ゲイに使われる軽蔑的な表現)と罵声を浴びせられた。特に中高生のときジョナサンへのいじめは悪化し、1998年にゲイをカミングアウトしていた少年、マシュー・シェパード(Matthew Shepard)が残忍な殺され方をしたというニュースが全米を駆け回ったとき、ジョナサンは学校にこないよう先生から警告されたそうだ。

1998年10月6日、二人組の男性に連れ出され、彼らに暴行を加えられてフェンスに縛り付けられた。7日に発見されてコロラド州のフォート・コリンズの病院に運ばれたが、その5日後に亡くなった。事件はヘイトクライムとして全米中で注目を集めた。1999年11月の裁判で二人の被告、ラッセル・アーサー・ヘンダーソン被告には仮釈放のある終身刑が、アーロン・ジェイムス・マッキンリー被告には仮釈放の無い終身刑が言い渡された。(引用元:wikipedia)

ジョナサンは数少ない友達とよく過ごしていたそうだが、いじめっ子たちについてはアホな奴らと笑い飛ばすようにしていたとのこと。

ただ、彼女の内心は複雑だったに違いない。

いじめがひどかったとき、ジョナサンのお母さんのアドバイスに助けられたという、
「喜怒哀楽の感情に流されずに、直感を信じなさい」と。

確かに一時的な感情に流されることはない。

両親は実業家お金には困らなかった幼少期

クィアアイのメンバーで一番裕福に育ったのは確実にジョナサンだろう。
ジョナサンは、人口約40,000人ほどの町イリノイ州クインシーで生まれ育った。

ヴァンネス一族はお金に困ったことがない超リッチなファミリーだ。
テレビ、ラジオや新聞などメディア関連の事業を主軸としている会社クインシー(Quincy)を経営。

クインシーは7代にもわたって続いている会社らしいので、
上手く事業が回っているのは想像がつく。

ジョナサンの母親が経営者の娘だったため、
母親は毎日険しい顔をして仕事をしていたとのこと。

ただ、お金の使い方はさすがお金持ち。
母親は湯水の方にお金を使っていたようで、レストランでは散財するなど、なかなか豪勢な暮らしをしていたらしい。

男性社会で生きていくために女性は油断も隙も見せてはいけない。
1980年代であれば尚更女性が正面切って働くことの大変さは理解できる。

ヴァンネスの家系に生まれたら必然と会社のビジネスを引き継ぐ流れになっているようで、
ジョナサンの父親もまた地元のテレビ局を持っていた。ジョナサンの兄はNBCの放送局、弟もNBCの放送局、異母兄弟はライターをしているとのこと。

ジョナサンだけが、家族の経営にかかわらなかった唯一のメンバーらしい。

ジョナサンの人生に大きく影響している継父の存在

ジョナサンの両親はジョナサンが5歳のときに離婚しています。

父親と母親の行き来する生活をしていたそうですが、
両親はともに財政的には豊かだったため、
バレリーナのレッスンなど習い事をたくさんさせてもらっていたらしい。

ジョナサンが9歳のときに母親が11歳年上の幼馴染の男性と再婚します。

継父は投資家だったため、特に定職につかずに家にいることが多かったという。
ネクタイの結び方、魚釣り、自転車の乗り方ジョナサンが教わってきた教訓の大半は継父によるもの。ジョナサンがのびのびと育ったのは継父の存在が大きかったようです。

美容師としてのステップ

高校卒業後、ジョナサンはアリゾナ大学に進学します。
アリゾナ大学の経営学は全米TOP3に入ったことがあるほど有名な大学。

ジョナサンはチアリーディングの奨学金を少しもらい、両親から学費を援助してもらい経営科学を専攻していました。

ただ、1学期目に4段階の成績(GPA)で1.7をとってしまい。
いわゆる居残り教室に送られてしまったそうで、
学校を辞め、チアリーディングも「合わない!」と辞めてしまった。

学費を工面していた両親は激怒。

アメリカの大学の学費は日本の国立大学の3倍くらいかかるので、
さぞかしお怒りだったろう。

その後の生活費は自分で工面するよう厳しくジョナサンに言い渡した。

ジョナサンは自分が好きだった美容師の専門学校にいこうと意を決します。
アメリカの大学は学生向けのローンが充実しているので、ジョナサンもFAFSAというローンを組み、学校に行く傍らファミレスのAppleBeeなどでバイトをする生活がはじまった。

ボビー・バークでもアルバイト先としてAppleBeeがでてきたが、
おそらく日本で言うサイゼリヤ的な感じなのだろう。

ジョナサンはAppleBeeを研修の段階で首になったらしいが。。。

ジョナサンは、2005ー2006年の間Avedaの美容専門学校に通い、
Avedaのサロンで美容師の訓練をした。

ちなみに、無限に話すトーク力を磨いたのは美容師のときだそう。

クィアアイに至るまでのジョナサンの経歴

Avedaの美容専門学校を卒業したジョナサンは、サリー・ハーシュバーガー(Sally Hershberger)で働きます。

日本ではあまり知られていない?かもしれませんが、
サリー・ハーシュバーガーは数多くのセレブが通う美容室として有名。

ニューヨーク・マンハッタンの高級住宅街アッパーサイドにサロンがあります。

オーナーであるサリー氏は、
メグ・ライアンの「シャグ・ヘア」(独自の「ロックンロールカット」)で有名となり、トム・クルーズやブラッド・ピット、ニコール・キッドマンなど数多くの顧客をもっている方です。(参照元:https://ameblo.jp/m-style-mika/entry-11977914881.html)

美容室の料金価格はなんと10万〜20万円!?

サリーの美容室で特訓を重ねたあと、
友達のモニークと独立しロサンゼルスに美容室をオープン。

マイサロンを手に入れたJVNの運命は一気に花開きます。

サロンは順調に収益をあげ、顧客基盤もしっかりしてきた頃。
米国で大ヒットを記録してた洋ドラマGame of Thronesを超ハイパーテンションで解説する、Game of ThronesならぬGay of Thronesを動画にしてみてはどうかという友達の提案で、遊び半分でつくって動画をアップしてた。

そうしたら、なんとその動画がヒット!
Gay of Thronesはシリーズ化され、JVNのメディアへの露出が一気に上がります。

そんな中、QueerEyeの再放送のキャストを募集しているという情報を聞きつけ、
ジョナサンは自ら応募。

数多くのゲイの中から選定されたラッキーガールなのだ。

ジョナサンという人物

自分の個性やセクシャリティが少数派だと、
常に批判の的にされされます。

何をしても叩かれ、SNSでは侮辱される。

ジョナサンはそんな人に対して、常に強気でやり返している。

どんなにつらかろうが自分でいられない人生ほどつまらないものはない、
ジョナサンの生き方から非常に勇気づけられる。