イーロン・マスク　幼少期

2018.02.05
世界の師匠

イーロンマスクという人物

SpaceX & Teslaの創立者でありCEOであるイーロン・マスク.
21世紀の技術進歩を牽引した代表といっても過言ではない.

If humanity doesn’t land on Mars in my lifetime, I would be very disappointed. Elon Musk
もし人類が私の半生で火星に到達していないとしたら非常に残念である.

公言している通り彼の目的は人類を火星へ送り出すこと.
その夢を体現すべく、ロケットをつくるベンチャー企業SpaceXを2002年に設立.

2017年3月にはロケットを再利用するという偉業を成し遂げている.
http://getnews.jp/archives/1679957

2018年には毎月2回の驚異的な頻度でロケット打ち上げを計画.とにかく今後の躍進に目が離せない人物である.http://www.spacex.com/

人類に夢と希望を与えてくれるイーロン・マスク.そんな彼がどういう人生を歩んだのか幼少期を調べてみた.

イーロンマスクの幼少期
イーロン・マスクは1971年に南アフリカ共和国にて父Errol Muskと母Maye Muskの長男として生まれる.

◇家族構成◇
父　　Errol
母　　Maye
本人　Musk　　1971年生まれ
弟　　Kimbal　 1972年生まれ
妹　　Tosca　 1974年生まれ

両親は1979離婚しマスクと弟のキンバルは父親に引き取られた.マスクは幼少期からコンピューターについては熟知していたようだ.妹のトスカには「コンピューターであればたくさんお願いができるけど、マスクにどうやってバスを捕まえるかは聞かないほうがいい」と言われてしまうほど一点集中型だったよう.

父親はよく子供たちを世界中旅行へ連れて行ったそうで
マスクはいつも自動車の後ろの席に座り弟のキンバリーは助手席でナビゲーションをするという役割分担.

彼は非常に”introvert thinker”直喩すると内向的な考える人だが、つまり一人で熟考するタイプだったと父親は言う.パーティーで大勢の人が食べたりスポーツの話題で盛り上がっている中イーロンは他人の家の書架を読み漁っていたという.

‘where is the whole world?’全世界はどこにあるの？

マスクが3歳頃に父親に聞いた質問だ.この頃から他とは少し違うということに父親は気づく.パイロット＆エンジニア＆船乗りであった父はマスクと弟キンバルを静かな地方Pretoriaで育てていた.

彼の幼少期は決して明るいものではない.小学校ではひどくいじめられていた.石を投げられたりSpitballと呼ばれるストローの先に練り消しを丸めて飛ばすものが耳に入って取れなくなり病院に行ったこともあった.気絶するまで殴られ続けたこともある.少人数の学校では「一番若くて小さいやつ」というレッテルが貼られていた.いじめは続き結局200ヤード先の学校へ転校.

その間マスクの唯一の安らぎは家族で、

one that could do great things

偉大なことを成し遂げられる家族と信じることが救いだったようだ.

引用:https://www.scoopwhoop.com/Elon-Musk/#.9uz25k558

コンピューターとの出会い}

マスクは11歳の時コンピューターと出会う.”彼はコンピューターに夢中になりコンピューターの使い方を教えてくれるコースを受けたいと願い出た”と父親は言う.Hypaerama（スーパーの運用会社？）が主催しているコンピューターレッスンへ問い合わせたところ11歳の子には無理だと全員が口を揃えたが、11歳にしてマスクはこのコースを修了.

父エロルはエンジニアとして働いていたためヨハネスブルグのウィットウォータース大学の講義に参加する機会がありマスクと弟のキンバルも一緒に参加した.講義は3時間二も及びお腹がすいたキンバルを連れて父親は離席した.帰ってくると講義が終わっていてマスクの姿がどこにもない.じっと待っていても帰ってこなかったため大学のホールに出てみると.講義にきたイギリス人と話しているマスクの姿があった.

「この少年にコンピューターを与えるべきだ」

全く知らないある教授からの一言だった.おかげで格安でコンピューターを手に入れることができた.マスクは以後独自で学んでいった.

父親エロルは資産運用のコンサルティングで生計を立てていた.マスクとキンバルはPretoria Boys High School(PBHS)という男子高に通っていたようだ.PBHSではコンピュータークラブに所属.心理学とコンピューターサイエンスの専門科目で修了.高校卒業後、南アフリカ共和国の徴兵制度を避けるためにマスクとキンバルは母マイアの元カナダへ移住する.