クィアアイのファッション担当タン・フランス!イスラム教徒×ゲイ、そして差別を乗り越え成功を収めた実業家。

クィアアイのファッション担当タン・フランス!イスラム教徒×ゲイ、そして差別を乗り越え成功を収めた実業家。

今回は、クィアアイのファッションを担当している
タン・フランス(Tan France)の人生・恋人・結婚など人物像に迫りたいと思います。

Netflixのオリジナルシリーズの「クィアアイ」をご存じだろうか。

各領域におけるプロフェッショナルのゲイ5人(ファブ5)が、
様々な悩みを持つ人の心も身体も変えていくヒューマンドキュメンタリー。

2018年には3つのエミー賞を受賞し話題を集めている作品です。
現在シーズン3がNetflixで配信開始!
※どのエピソードも号泣できるのでハンカチ必須です。

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netflix
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Mood. 📷 @marcusmacd

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タンと言えばクィアアイでは、
グレーメッシュが入ったヘアスタイルが似合うイギリス英語なまりのお上品キャラ。
彼のファッションセンスは抜群で、どんなにイケてないオタクでも
おしゃれなオタクに変身させてしまう凄腕コーディネーターだ。

そんなタンはどういう生い立ちで、ファッション業界にどう携わってきたのでしょうか。
また気になるのが恋愛事情!タンの人生をさっそくのぞいてみましょう。

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タン・フランスまとめ

生年月日: 1983年4月20日 (年齢 35歳)
生まれ: イギリス ドンカスター
身長: 175 cm
両親: パンジャビ パキスタン
兄弟:長男次男
宗教:イスラム教
配偶者: ロブ・フランス (2007年から) ※モルモン教
職業:ファッションデザイナー
テレビ: クィア・アイ

クィアアイのメンバーになったきっかけ

 

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Catch us on @jimmykimmellive tonight!! Thanks for having us! P.S Bobby is in China!! #ABC @jimmykimmel

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クィアアイのメンバーに抜擢されたタンの人生はたったの12か月間で激変した。クィアアイの話が来るまでは、特にファッション業界の有名人という訳でもなくごく普通の洋服卸のビジネスパーソンだった。

クィアアイに参加するまではゲイの友達はおらず、インスタもやっていないという状態だったため、クィアアイに参加しないかとお誘いがあったときとても驚いたそうだ。

Netflix関係者は、タンが仕事をしたことのあるファッションブロガーの紹介によりタンのことを知ったとのことで、急に番組の依頼がきたときはさぞかし驚いたことだろう。

パキスタン人のゲイに誰が興味を示すのだろうかとメディアに自分がでるのが想像できなかったと発言しています。

しかし、クィアアイの放送後、自分の世界そして特にアジア地域への影響の大きさは計り知れないものだった、彼のインスタフォロワー数は1週間で55,000人に増え、現在では約200万人のフォロワー数を突破している。

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ファッションデザイナーとしてのキャリア

イギリスでファッションデザイナーの学校を卒業後、ZARAで働き始め、
その後いくつかの卸売り業者で働きファッションデザイナーとしての経験を積みます。

2008年アメリカのユタ州のソルトレークシティーに訪れた時、モルモン用のモダンファッションを手掛けるメーカーと知り合い仕事のオファーをもらう。タンはメーカーのマネージャーとして2年間半アメリカで働きます。

ユタ州のメーカーでファッション業界の商流を学んだタンは、2011年イギリスに帰国後、Kingdom & Stateという女性向けのブランドを立ち上げ、その後、続いてアメリカでもモルモン教のためのファッションを立ち上げる。

 

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#TBT to me insisting on my hubby taking my pic…even though he was freezing and it was snowing out. #ImReallyEasyToBeMarriedTo

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タンはかれこれ15年ほどファッション業界で経験を積んでおり、
今でもファッションデザインナーとしてのキャリアを歩み続けている。

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タンの生い立ち

タンが小さいころに一家そろってイギリスに移住。タンは、イギリス南部のドンチェスター(Doncaster)で育った。両親はタクシー事務所、郵便局やコンビニエンスストアの運営などで生計をたて、祖父はディズニーのデニム製造工場を営んでいた。

タンはイスラム教の家庭に生まれたため、毎日モスクに通っていた。イギリス現地の人と交流することなく、ムスリムのコミュニティ内で生活をしていたという。そんな彼、家では、バービー人形と遊びオーストラリアの歌手カイリー・ミノーグを聴くのが大好きだったらしい。

パキスタン人は独自のコミュニティをもっているため、偏見と差別の目を向けられることが多い。タンも同級生から冷やかしの対象になるなど幼少期にその経験をしている。

 

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I was loving this look so much last night, that I was willing to take pics in my hotel bathroom!! 🤷🏾‍♂️ Thanks for the look @joshuakanebespoke

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タンのゲイヒストリー

タンは早い段階から自分の恋愛対象が女性でないことを自覚していた。「ゲイ」という言葉を一度も聞いたことなく、知識も全くなかったが、13歳の頃体育の時間に体操服を脱いだ男の子を見てからその子が好きになっていた。タンは一度も女性に恋したことがなく小さい頃恋愛対象が男性に向いていることに気づいていた。

theguardian.comで語ったインタビューによると、ゲイであることに対して熟考することはあっても、悲観することはなかったという。タンは割とシンプルに自分のことを受け入れていたが、ムスリムのコミュニティではご法度であることは理解していたため、どうやって隠すかは方法を模索したとのこと。

タンが16歳の時、ファッションを学ぶために通っていたドンチェスター大学で彼氏ができた。そのことをきっかけに、タンは友達、兄弟と母親にカミングアウトした。家族は案の定、ショックを受けたとタンは語っている。今でも家族と連絡は取っているものの、タンの結婚相手であるロブ・フランスと家族は会ったことも話したこともないという。

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タンの旦那さん

タンはロブ・フランスと2013年に結婚しています。

JAMIE MCCARTHY/GETTY IMAGES ENTERTAINMENT/GETTY IMAGES

タンがアメリカユタ州のメーカーで働いていた2008年に二人はマッチングアプリを通じて知り合います。
ロブはモルモン教徒でタンはイスラム教徒、全く異なる信仰を持っている二人ですが意外にも相性がばっちりだったという。酒・たばこ・コーヒーは摂取しないモルモン教徒は、お酒は飲まない煙草も吸わないタンにとってとても親近感がわいたよう。

ロブはイラストレーターで自分で絵をかいて売っているアーティスト。
彼の絵はウェブサイトで見れるが結構モダンアートな印象↓

 

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Yes, I’ve been doing a lot of abstract…but not to worry, I haven’t forgotten classic Rob. 😘

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タンがクィアアイの出演を迷っているときに背中を押してくれたのがロブだったらしい、
タンはずっとゲイの友達がいないと悩んでいた(?)らしく、いい機会だからいっていこいとプッシュ。
タンはロサンゼルスのファイナルオーディションに参加して見事ファブ5に選ばれたというほっこりエピソード。

もう10年以上も一緒にいる2人は切っても切れない関係なんでしょうね。

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タン・フランスという人物

タン・フランスが私たちに教えてくれるのは、
ズバリ「信念を貫く精神」

イスラム教で移民でゲイで、
条件としては偏見の目にさらされやすい。

けれどもタンはファッションデザイナーとして成功をおさめ、
人生の伴侶をみつけ、幸せな人生を歩んでいます。

周りに何を言われようと、正しいと思うことを必死に追い求めたタンの精神は非常に勇気を与えてくれます。
普段とてもエレガントで優しいタンですが、厳しい戦いを勝ち抜いたものが見せる余裕なんでしょうね。

見習いたいものです。

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